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こんにちは、カープファン学生です。
試合は雨天中止になってしまいましたね。
ナイターが終わる時間は、こちらの早朝なので、
ネットで雨天中止の文字を見てから少し二度寝してしまいました。
というわけで、今回は、今季これまでの阪神打線の得点力を、去年の阪神打線と比べてみようと思います。
カープは去年と比べてかなり好調でしたが、阪神の方はどうだろう、というわけです。
阪神はこれまで22試合しています。4月に15試合、5月に入って7試合です。
去年の阪神については、前半戦85試合のデータから、
平均得点数=-1.48+0.54*出塁数
という関係を得ていました。
(なお、出塁数=その試合の合計打者数-(合計イニング数*3)、で計算しています)
ちなみに各試合ごとの出塁数は12.2、得点は5.1で、
去年のカープは、この強力打線に散々苦しめられましたね。
今季の阪神の各試合における出塁数をもとに、
去年くらいの平均得点力があれば、何点くらい取れるかを推定し、
実際の得点数との違いを見てみます。
以下のグラフをご覧ください。

グラフの横軸は、開幕してからの何試合目かをあらわしています。
4月は15試合、5月に入ってからは7試合ありました。
縦軸は、各試合ごとの
実際の得点数-平均得点数
で、各試合の平均得点数は、出塁数を上記の計算式に代入して得た数値です。
これがプラスに大きいほど、「去年より効率的に得点している」ということになり(グラフの白丸の部分)、
マイナスに大きいと、「去年より非効率」ということになります(グラフの黒丸の部分)。
グラフからわかるように、多くの試合において、去年よりも得点効率が低いです(22試合中14試合)。
どれくらい低いかというと、同じ出塁数でも、去年より20%くらい得点が少ない、という感じです。
さらに、得点効率だけでなく、出塁数そのものも低いです。
去年は、毎試合12出塁程度はしていたのが、今季は9.6出塁。
「そもそも出塁ができなくなってる上に、出塁してからの得点効率も悪い」という2重の苦しみになっています。
なお参考までに、グラフの一番下のところに、阪神の対戦相手を書いてあります。
カープ戦5試合のうち、4試合は去年より低い得点効率になっており、
カープとしては随分楽に戦わせてもらっています。
逆にいえば、この5試合は決して阪神打線は本調子ではなかった、ということです。
今後も、十分に注意が必要だと思います。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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雨天中止の影響で、今日の先発は読みにくいですね?
スライドして福井か、または当初の予定通り篠田か?がんばってほしいですね!
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- 2011/05/11(水) 00:39:46|
- 得点力分析
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こんにちは、カープファン学生です。
今回は、去年と今年のカープの得点力を比較してみようと思います。
去年については、以前、前半戦86試合のデータをもとに、
平均得点数=-1.49+0.49*出塁数
という関係を推定しました。
(なお、出塁数=その試合の合計打者数-(合計イニング数*3)、で計算しています)
今回は、とりあえずこれを使ってみましょう。
ちなみに、86試合の平均出塁数は11.0、平均得点数は4.0でした。
今季のカープの各試合における出塁数をもとに、
去年くらいの平均得点力があれば、何点くらい取れるかを推定し、
実際の得点数との違いを見てみます。
以下のグラフをご覧ください。

このグラフの横軸は、開幕してからの何試合目かをあらわしています。
4月は16試合、5月に入ってからは6試合ありました。
縦軸は、各試合ごとの
実際の得点数-平均得点数
で、各試合の平均得点数は、出塁数を上記の計算式に代入して得た数値です。
これがプラスに大きいほど、「去年より効率的に得点している」ということになり(グラフの白丸の部分)、
マイナスに大きいと、「去年より非効率」ということになります(グラフの黒丸の部分)。
グラフからわかるように、多くの試合において、去年よりも効率的に得点しています(22試合中15試合)。
どれくらい効率的かというと、同じ出塁数でも、今年は10%くらい多く得点している、という感じです。
面白いことに、出塁数自体は、この22試合では去年とそれほど変わりません。
よって、去年と今年で打線に違いがあるとすれば、「よく打つようになった」
というよりは、「(同じような出塁数で)効率的に得点できるようになった」ということだと思われます。
これが、単なる偶然なのか、カープ打線に構造的な変化が起こったのか、については、
いまのデータからはわかりませんので、皆様のご想像にお任せします。
また、今季のデータが少ないことから、そもそも統計的に有意な形で効率性があがったのかもよくわかりません。
(わかりませんというか、やってないだけなのですが、
それは前半戦が終わったくらいでちゃんとやります……)
今後どのようなデータが出てくるのか、これからも注目していこうと思います。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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阪神戦初戦は篠田でしょうかね?がんばれー。
- 2011/05/10(火) 00:12:35|
- 得点力分析
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こんにちは、カープファン学生です。
たまには試合記録と関係ない記事ということで……。
投手の起用法については、百家争鳴の感があり、
どれが正しいかとなると、なかなか判断も難しいところがありますが、今回はとりあえず、
「なるべく計画的に投手を使っていきたい」と考えた場合、一体どれくらいの投手数がいればいいのか、少し考えてみようと思います。
今回基本として考えているのは、先発だけでなく、
リリーフ陣もローテでまわすという考え方です。
試合終盤の逃げ切り、絶対的守護神、といった概念とは対極にあり、
「リリーフ陣が失点して試合を落とす」という展開も増えるでしょうが、まずは計画重視、ということで。
まず先発ですが、これは6人でローテをまわすとして、ひとり約100球で交代するとしましょう。
1イニングが大体15球と考えて、6イニングから7イニング投げられます。
延長や、早いイニングで崩れる可能性もあるので、
リリーフ陣はひとり1イニング平均とすれば、
一試合あたり3人は常時確保したいところです。
どれくらいのペースでまわしていくかは難しいところですが、
参考までに、中日の浅尾は去年約80試合投げています。
感覚的には、シーズンを通して70試合(つまり約2試合に1試合登板)だと、かなり多い感じですので、
これを基準にすると、
多くても1人が投げられるのは、2試合に1試合という感じでしょうか。
(青木はすごい勢いで投げていますが……)
そうすると、
1週間6試合に対して、リリーフ陣6人は必要かな、という感じですね。
ただこれは、全員が浅尾級に投げられれば、ということなので、かなり厳しい数字です。
(単純なスタミナの問題だけでなく、投球のレベルが下がれば、当然イニングあたりの投球数も増えるので)
少し基準を変えて、3試合に1度投げるとすれば、
1週間6試合に対して9人ということになります。
これだと、3連戦中に1度投げる、というペースになるので、
対戦相手がそれほど球に慣れないうちに投球できそうにも思えます。
(ちなみに、去年かなり投げた印象のある大島は53イニング、岸本は51イニングでしたので、
2.7試合あたり1試合、約1イニングずつ投げています)
合計すると、リリーフを6人確保する場合は、先発6人とあわせて
12人。
リリーフを9人確保するという場合は、先発6人とあわせて
15人の投手が必要となる、という計算になります。
ちなみに、4/27現在、セリーグは巨人が最少の10人、阪神が最多の13人で、
他の4チームはいずれも12人の一軍登録投手がいます。
4月27日(水)現在の各球団出場登録選手カープは一応12人ですね。
参考までにパリーグは、オリックスが最多の13人で、あとのチームはいずれも12人です。
(パリーグ)出場選手登録・登録抹消公示
もちろん、2軍との入れ替えもあるので、一軍に常に15人を確保しろ、ということではないですが、
ただ1週間を15人で回すはずのところを、12人でやるとなると、やはり無理は蓄積しそうな気がします。
しかも、リリーフ陣が完全ローテ制というチームは、実際はたぶん無いと思うので、
連勝→勝ちパターンの投手が連投
連敗→敗戦処理担当の投手が連投
終盤までもつれる→どちらも肩をつくる
という形で、リリーフ陣の疲労は徐々に蓄積していきそうです。
少しでもローテ制に近づければ、このあたりの疲労は軽減できそうに思いますが、どうなんでしょうかね。
というわけで、今回は、先発とリリーフをあわせた投手の必要人数について、
自分の考えを整理する目的で、具体的に文章にしてみました。
出てきた数字データについては、今後、去年のデータなどから、もう少し正確な数字を出してみたいです。
それでは今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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今日の先発はスライドで篠田か、バリントンか。
Yahooによるとバリントンのようですね。がんばれー!
- 2011/04/28(木) 17:15:07|
- 分析
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こんにちは、カープファン学生です。
阪神戦は雨で中止になってしまいましたね。
今回は、最近までリリーフ陣の一員として活躍しながら、
登録抹消となってしまった豊田投手についてのデータをまとめてみたいと思います。
豊田の今季登板は、4/15、4/21、4/22、4/23、4/24の5試合でした。
4/21からの4連投も気になりますが、投げてなくても結局毎日肩を作っていたらしいということで、
そのあたりの疲労管理は、結局去年から何も変わってないということでしょうか……。
最終的には、4/24ヤクルト戦で、敗戦処理として9回に登板して2失点、その後降格となりました。
それでは、豊田の投球内容を見てみましょう。
.jpg)
5試合登板、3+2/3イニングで2失点、打者15人に対して65球でした。
(毎回平均17.7球、打者4.1人、失点0.55点。打者ひとりあたり4.3球)
ペースはそれほどよくはないですが、毎回平均0.55点は、先発であればQSレベルですので、
少なくともイニングイーターとしては役目を果たしていてくれたと思うのですが……。
全投球のうち、ボール割合38%、四球は1と、ややボールが多いです。
球種別には、ストレートのボールが34球中14球(41%)と高いのが少し気になります。
このあたりを純粋に「調整」するための、一時的な登録抹消だと信じたいですが……。
全投球のうち、被安打は4球(6%)、凡打は6球(10%、犠打含む)で、少し凡打率が低いでしょうか。
三振が4つあるということで、本人は三振を取る投球をしたいのかもしれませんが、
年齢的に疲労が蓄積しやすいことも考えると、個人的には、
もっと変化球を増やして、打ち取る投球をしてほしいです。
せっかく、フォーク、カーブ、スライダーにカットボールと、多彩な変化球があるのに、
全投球の52%がストレートで、しかもそのボール割合が高いとなると、
どうしても球数が増えてしまいますので。
というわけで、以上、豊田投手の投球分析でした。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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豊田投手、きっとまた、この先一軍昇格の機会があるはずですので、
それまでに、「シーズン通して」投げられる方法論を自分の中で確立して、戻ってきてほしいです!
- 2011/04/27(水) 23:36:18|
- リリーフ陣分析
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こんにちは、カープファン学生です。
2週間終わって、早くも登板過剰気味のあるリリーフ陣ですが、
今回は、その中でも大車輪の働きをしている青木について、投球内容をまとめてみたいと思います。
まず、4/12の開幕戦での登板に始まり、4/13、4/15、4/16、4/17、4/19、4/21、4/23、4/24と、
全部で9試合に登板しています。4/25現在、全12球団のうちで最多登板試合数です。
青木の投球内容をまとめた表を見てみましょう。
.jpg)
7+2/3イニングを投げて2失点、打者27人に対して99球を投げています。
(毎回平均12.9球、打者3.5人、失点0.26点。打者ひとりあたり3.7球)
先日、被本塁打があったものの、全体的には3939ペースで投球できていると思います。
全投球99球のうち、ボール割合28%と、かなりストライク先行の投球です。
三振も7つあり、四死球は0です。
被安打は6球(6%)、凡打14球(14%)ということで、全体的に打たせて取る投球ができています。
球種別には、大体ストレートとカーブを半々、それに他の変化球を混ぜて投げる、という感じです。
いろんな球種を投げることで、打者に狙いを絞らせない投球だと思うので、
逆にいえば、狙いがたまたま当たれば先日の本塁打のようにもなります。
たまに失点があることは、本人も首脳陣も、承知のうえで投げるようにしてほしいですね。
参考までに、これまでの青木の投球内容を、試合別に表にしてみました。
(表は長いので、この記事の一番下にあります)
投げる日によって、ストレートを主体にしたり、カーブにしたりと、色々と変化をつけています。
ボール割合も日によって変化がありますが、全体的には低めに抑えていて、いい感じです。
球速の推移を見る限りでは、まだ疲労がたまっているわけではないかもしれませんが、
シーズンを通してこの投球ができるように、ぜひ首脳陣には、
登板試合の分散を徹底してほしいと思います。
(と、書いてるそばから豊田が2軍に行ったりしてますが……)
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- 2011/04/26(火) 00:38:32|
- リリーフ陣分析
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