こんにちは、カープファン学生です。
朝起きて、負け試合と知って気分が重くなる……いやはや、日常に戻ってきました。
しかも、起きたときには楽天が9回表を同点で終えたときで、
楽天くらいは勝ってくれよ~と思っていたら、顔を洗っているうちにサヨナラ負けだそうです。
……気分は重いですが、今日も粛々と試合記録を見ていきましょう。
それでは、先攻のヤクルトです。
カープの先発はスタルツ。ここ最近安定していたように見えましたが、
いきなり1回から、3連続四球に連打にと、大変な立ち上がりでした。
4回を投げて打者22人に90球(毎回平均22.5球、打者5.5人。打者ひとりあたり4.1球)でした。
それではスタルツの投球内容を見ていきましょう。
前回、前々回の登板(
8/5横浜戦、
8/12阪神戦)では、ボール割合、
特にストレートのボール割合が改善して、好投していたスタルツですが、
今日の試合では、ボール割合が全体の38%、特にストレートのボール割合42%と、
また悪いときのスタルツに戻ってしまったような感じです。
凡打割合も、ストレートは10%と低く、打者によく見られてしまっていたような感じです。
一方で、スライダーは、ボール割合25%と低く、凡打も15%(犠飛含め)取っています。
チェンジアップもボール割合は低いのですが、こちらは16球中で凡打わずか1球(6%)と低いです。
逆に被安打が2球(13%)と、甘くなった球を打たれており、いまいちでした。
(まあチェンジアップは16球と球数が少ないので、なんとも言えないですが)
得意球といわれるチェンジアップが、これだけいつも不調だと、本人も精神的に苦しいでしょうね。
スタルツが4回で降板後、カープは梅津、チューク、青木高と継投し、5イニングを1失点で抑えます。
青木高は、今回は2イニング無失点ということで、とりあえず一安心ですね。
ちなみにこの試合、ヤクルトは打者44人で9イニング攻撃しましたので、
出塁数=44-27=17(出塁率.386)でした。
この出塁数だと、今季のヤクルト打線は平均、-2.67+0.57*17=7.02得点しています。
今日は7得点ですから、出塁数的には妥当な数字でした。
それでは次に、後攻のカープを見ていきましょう。
ヤクルトの先発は由規。
後半戦に入って、初完投やら初完封やら、活躍している投手です。
それもあって、ここ数試合100球を余裕で超える登板が続いていますが、
今日も8回を投げて、打者34人に対し144球と、かなりの球数を投げました。
毎回平均18球、打者4.3人。打者ひとりあたり4.2球と、
投球ペースはよくなく、そのためにここまで球数が増えたような感じです。
それでは由規の投球を見ていきましょう。
全投球のうちのボールの割合は36%と、荒れ球体質の由規にしては低めの数字でした。
由規が前回カープと対戦したのは
7/29、このときもスタルツとの対戦でしたが、
全投球中のボール割合はほぼ同じ数字です
(ちなみに、その前のカープ戦登板は
7/11で、このときもスタルツとの対戦でした。ともに負け……)。
ただ、前回はストレートのボール割合が33%と低かったのですが、今回は40%と高めです。
8回2失点なのに144球も投げるはめになったのは、このストレートの制球のせいでしょうかね。
ボールとストライクがはっきりしてしまったのか、凡打割合も6%と低いです。
一方でスライダーは、ボール割合28%と低いです。
凡打も16%取っていて、攻めの投球ができている一方で、被安打も10%あります。
ストレートが悪い分、スライダーに頼らざるをえなくなり、
それを見越したカープ打線に、スライダーを狙われてしまった、という感じでしょうか。
疲れなのかわかりませんが、由規も本調子というわけではなかったようですね。
またストレートの平均球速についても、前回と前々回のカープ戦登板時(7/11と7/29)は150km/h台でしたが、
今日の試合は平均140km/h台なかばでした。
それでも十分速いのですが、制球も悪かったことを考えると、ちょっと心配な要素ですね。
8回で由規が降板後、ヤクルトは押本が9回を抑えてゲームセット。
ちなみにこの試合、カープは打者38人で9イニング攻撃しましたので、
出塁数=38-27=11(出塁率.289)でした。
この出塁数だと、今季のカープ打線は平均、-1.49+0.49*11=3.9得点しています。
今日は2点でしたので、結構な拙攻だったという感じですね。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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- 2010/08/19(木) 23:46:18|
- 先発:スタルツ投手
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